現像をさらす-9(ポートレート)

今日のお題は「ポートレート」。ただし、モデルは5歳男子(=2011年当時の息子)なので、あくまで「ポートレート風」写真(=個人的見解)ということで。

撮影は2011/5/1。場所は、九州西鉄太宰府駅前のお店の軒下。明け方まで降ってた雨はすっかり上がり、明るい曇り空のお昼前(11:58)。天満宮をお参りしたあと、参道ブラブラ、歩き疲れてちょっと休憩、な一枚。

カメラはRICOH GXRにGR 28mm f/2.5の組み合わせ。このカメラ、オートフォーカスが弱いシステムだったけど、ハマればびっくりするくらいに良い写真が撮れた。この写真もそのうちの一つ、と個人的には思ってる。だったら現像なんかしなくったってと思うかも知れないけど、やっぱり違うのよ。現像することで、何だか薄皮が剥けたようなスッキリ感が出るんだから。そんな現像の過程を、今回もステップバイステップでさらしてみたい。

1.ホワイトバランスを調整

肌色が決め手のポートレート。スッキリ色白にしたいところだけど、軒下のしっとり感も大事にしたいので、程々に青味を足して。

2.露出を上げる

ポートレート風を目指すなら肌は明るく。ということで0.3プラス。

3.ハイライト領域を広げる

毎度お馴染み、ハイライトを下げて白レベルを上げる。ちょっとだけね。でも白いパーカーに注目すると違いは歴然。白の濃淡がハッキリしてくる。

4.シャドウを上げる。

しっとり感は残しつつも、髪の毛のキワがもう少しちゃんと見えるようにしたかった。なのでこれまた程々に。さらに、シャドウを上げると黒レベルを下げたくなるのが常だけど、今回はそれも見送り。

5.シャープネス(半径)を調整

前髪やまつ毛はやはりクッキリさせたい。でもやり過ぎると肌のシワが目立ったり、柔らかさが損なわれたりする。どこまで攻めるか、いつも悩む。その頃合いを見定めるのに使うのが、optionキーを押しながらの操作(Mac、Lightroom Classic)。半径の値を触るとシャープネスの対象となる輪郭線が見えてくる。可動範囲は0.5〜3.0で、下の写真は1.0(左)と1.5(右)の比較。今回は1.0(左)でOKとした。

6.シャープネス(適用量)を調整

半径を決めた上で、適用量を調整する。

7.ノイズ軽減

シャープネスが程々で、なおかつ元々の写真の質が良いので、ノイズもわずか。さっきのシャープネス調整で出てきた肌のザラザラが消える程度にノイズ軽減。

ビフォーアフター

全体を通して現像の前後を比較してみる。

いやぁ〜、今回も地味だねぇ〜。「程々に」とか「そこそこ」とかばっかりで。でも日頃の現像ってきっとそんなもん。これじゃあ現像の楽しさ伝わらんかなぁ。やってる本人はこれで結構楽しいんだけど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。