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現像をさらす-3(赤ちゃん)

今回の写真は2006年8月25日撮影。生まれて5か月の赤ん坊が題材。

雪と同じく普通に撮ると暗くなりがち。ただし、最近のカメラは(スマホも含めて)顔を認識してそこにピントも露出も合わせにいくので、撮った瞬間に明るい顔の良い写真!だったりする。全くいい時代になったもんだ(遠い目)。

ちなみに、このときのカメラは、Canon EOS 30D。レンズはEF50mmF1.4。フルサイズ換算80mm相当で、ふんわりボケボケの写真が撮りたくて、絞り開放f/1.4でガンガンにまつ毛狙ってた。いやいや、そんなもん簡単に合うわけないって。このときも、この1枚のためにどんだけシャッター切ったか。って、数えたら20枚だよ。まぁまだ少ない方か。でもフィルムの頃では考えられない撮り方してるよね。この写真だってピントがビシッと来てるわけじゃないし。とにかく数打って当たればラッキーみたいな、そんなバクチみたいな撮り方してた。若かったねぇ(遠い目)。

いやそんな話じゃない。赤ん坊写真の現像の話だ。

写真のExif情報によると、ISO200、f/1.4で、シャッター速度は1/60秒てなってる。露出は絞り優先オートで露出補正はプラマイゼロ。決して、窓から明るい朝日がたっぷり注いでるって状況ではなかったみたい。季節は夏で、時刻は朝7:39。つまり、外は曇りがち、だろうか。でも逆に、そのお陰で肌の質感が柔らかく表現できてるのかも知れない。

現像では露出を1段プラスした上でシャドーと白レベルを少し上げている。それから、左目を際立たせたくってシャープネスを少しだけ上げた。あと、ホワイトバランスも少しだけ弄った。最近はほとんど使わなくなったオートホワイトバランスを、このときは撮影時に使ってた。割と単純な現像だけど、柔らかな光のおかげか、赤ちゃん独特の透き通るような肌が表現できたんじゃないかと思う。

EOS 30D+EF50mmF1.4, 1/60s, f/1.4, ISO200, RAW

いやそれにしても、かわゆいな(バカ親)。赤ちゃんの頃って、顔も肌の調子もコロコロ変わるから、毎日のように撮ってても、ホンマに可愛いって思える写真は数えるほどしかなかったり。そんなわけで、この写真はバカ親にとっての宝物、なのさ(ハート)。

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