IllustratorとInDesign、背景レイヤーにまつわるバグ

おつかれサバです!バグ見つけたのでそのご報告です。

タイトルにある背景レイヤーってのはPhotoshopデータの中身のことで、それのあるなしによって、そのデータを貼り付けたIllustratorとInDesignとで何やら不具合が発生する、というお話。ちなみにこの件のPhotoshopデータはグレースケールモードに限定される。CMYKやRGBモードでは再現しない。

さてこの事象。とっても困るのが、Illustratorでは背景レイヤーがないとバグるのに、InDesignでは逆に背景レイヤーがあるとバグる、という点。背景レイヤーの有無だけが要因という点は同じだけど、パターンは真逆。同じ側だったら解決も簡単なのにね。とは言え、対処療法だけど解決策も見つけたので、併せて記録しておく。

Illustratorのバグ

貼り付けたPhotoshopデータに背景レイヤーがないと、GPUプレビューが強制的に無効になる。GPUプレビューが無効で何が困るかと言えば、「[space]+[command]キー押しながらマウスの左右移動で表示を拡大縮小させる機能」が使えない、という点。作業中、頻繁に使う機能なのでないと困る。とっても困る。しかも、背景レイヤーのないPhotoshopデータを貼り付けてGPUプレビューが一旦強制解除されると、[command]+[z]で戻してもダメ。一旦ファイルを閉じて開き直さないと復帰しない。

写真は、背景レイヤー付(左タブ)と背景レイヤーなし(右タブ)を両方開いた状態。タブ括弧内の文字に注目。左は (CMYK/プレビュー) とあるのに対し、右は (CMYK/CPU プレビュー) となってる。ちなみに右タブでは、表示メニューの「GPUで表示」はグレーアウトされていて選べない。

InDesignのバグ

貼り付けたPhotoshopデータに背景レイヤーがあると、そのデータの色が濃く表示される。見た目だけの問題とは思うが精神衛生上よろしくないし、何よりデータの最終確認にも支障をきたす。ただし、同じスプレッド(見開きページ)上に背景レイヤーのないデータがひとつでもあれば、そのスプレッド上での症状はなくなる。つまり、全てのスプレッド上に背景レイヤーのないデータを一つずつ配置すれば解決するわけだけど、一番の解決方法はマスターページ上に透明な背景レイヤーなしデータを配置すること。それも見開きページの中央に。どちらかのページに寄せちゃうと、1ページ目か最終ページかのどちらかで不具合が発生するからね。ちなみにこれの解決にファイルを開き直す必要はない。その場で即時解決が可能だ。

写真は、1ページ目と3ページ目に背景レイヤー付き、2ページ目に背景レイヤーなしのデータを置いた例(マスターページ上での対処はしていない)。1ページ目が他の2ページより暗く表示されている。3ページ目は、2ページ目の背景レイヤーなしデータのおかげで正常表示されている。

対処療法的解決策

  • Photoshopデータでは背景レイヤーを必ず残すこと。
  • 途中で無くしてしまったら「レイヤー」メニューの「新規」から「レイヤーから背景へ」で背景レイヤーを作ること。
  • InDesignのマスターページの中央に、透明で小さなPhotoshopデータ(背景レイヤーなし)をひとつ置いておくこと。

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