終業式の日。
宿題をちょこっとして、お昼ご飯を食べたあと、散髪に行きました。
ブログの記録によれば、ちょうど2ヶ月ぶり。
散髪が終わって帰り道、道の駅で5年生のゴウくんに会いました。
遊び相手を探してるみたいでした。
そんなゴウくんに吸い寄せられるようにして2人一緒に遊び始めて、。
父ちゃんとしては、どちらかの家以外で遊ばせたことがなかったので、
どうしたものかと思案に暮れましたが、
相手は5年生だし、、そろそろ放っておいてもいいか、、と思い、
「道に飛び出すなよ」「子どもだけで川へいくなよ」
とだけ言い聞かせて、ヘルメットと自転車を預かって一人帰りました。
でも、やっぱり、ちょっと心配、。
すぐに2人のいた道の駅へ戻ってみたけど、もう2人の姿はなし。
焼き芋のおっちゃんに聞いたら、ゴウくんの家の方へ行ったよ、とのこと。
追い掛けて家まで行って、そこにいることを確認し、
家にいたゴウくんのおばあちゃんにひと言お願いし、
再び父ちゃんは帰宅しました。
やれやれ、父ちゃんちょっと一息。
でも、どうしてもアレコレ考えてしまいます。
大丈夫だとは思うけど、、心のどこかで不安を感じてる。
こんなとき、いつも決まって自分の子どもの頃を思い出します。
もうほとんどが記憶の彼方に消え去って、断片的にしか思い出せないけど。
しかもそれが何歳頃の記憶なのか、最早全く定かではないけど。
でも、、
川だろうが線路脇だろうが車がバンバン通る幹線道路の傍だろうが、
自由自在、縦横無尽に遊び回ってたような、そんなおぼろげな記憶。
17時のサイレンがなったので迎えに行ってみると、
「ふたり裏の川におるよ」
とゴウくんのおじいちゃん。
あぁやっぱり。
行くと、川の隅っこで小石を積んだりして遊んでました。
小学校では、子どもだけで川へ行ってはいけない、という取り決めになっています。
でも、ゴウくんちの裏のココなら、、雨降りのあとでない限り水量もごく少ないし、、
それに、あれもダメこれもダメと言い続けてたら遊び場なんかなくなってしまいそう。
何より、ここでの遊びはとっても楽しそう。
だから、まぁえっか、と。
5時になったで。さぁ帰ろっか。
そんな声には耳も貸さず、
(りょ)が拾った空き缶に水を入れて、遊びの成果を父ちゃんに見せます。
「あのな、ここから水を流すやろ、、、ほら、見て。
ここに穴があってな、こっちからも、こっちからも出てくるんやで」
ふ〜ん、、楽しそうやな。
でも、5時のサイレン鳴ったやろ、、ほら、帰るで。
ようやく、渋々と重い腰を上げて、
拾った空き缶を大事そうに持って歩き始めました。
「ゴウくん、ありがとな。また遊んだってな」
言いながらふと思う。ゴウくんは楽しかったんやろか?
(りょ)は遊んでもらって楽しかったに違いない。
その証拠に、帰りながら早くも次にあそこへ行って遊ぶことをアレコレ思い描いてる様子。
(りょ)は月曜日になったらまたあそこへ行くと言い出すかも。
でも、ゴウくんは同い年くらいの友達がいればきっとそっちで遊ぶだろう。
そうなったら、、父ちゃんが無理矢理あそこで付き合わされるか、
それとも諦めて別の遊びを探すか。
ま、何も今から父ちゃんが次々考えを巡らせて悩まんでもえっか。
きっとこの夏休みは毎日がそんな繰り返しに違いないからね。