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息子の絵で作る定演広報チラシ

久〜しぶりの「現像をさらす」ネタだよね〜とか思いながら素材を整理してて気がついた。コレ、現像なんてほとんどしてないじゃん。やったのはホワイトバランスの調整と、ほんの僅かにトーンカーブをいじったくらい。撮影時のライティングによる明るさの不均衡と傾きを補正したのは現像とは言えないし。

昨年同様、息子の絵から定期演奏会の広報チラシを作った。今回のお題は「マードックからの最後の手紙」。タイタニック号の一等航海士だったウィリアム・マクマスター・マードックさんが、なぜだかトランペットを吹いている、という絵だ。

ホワイトバランスの調整が必要なのはどうやら、撮影時のライティングのせいというより、息子の使ってるスケッチブックの紙の色の問題らしい。真っ白に見えて実は生成り。そして今回現像がほとんど要らなかったのは、元絵がダイナミックレンジをしっかり有効活用できてたから。その点で1年前からちゃんと進歩はしてる気がした。ただ、前回もそうだったけど、スペースに全く余裕がないから、コレをチラシにする苦労は相変わらず。船の下にPhotoshopの修正ブラシで無理矢理波を書き足し、周囲に枠をつけて文字スペースをなんとか確保した。

チラシ作りはすんなりとはいかない。デザイン制作なんてそんなもん。頭の中で最初に描く構想はいつも、最後には違うものに上書きされ、消えてなくなる。今回もやっぱり試行錯誤の連続だった。まぁ何はともあれ、できて良かった。

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