屁理屈

載せる写真はないのだけれど、
どうしても書き留めておきたいことがあったので、。

夕食のとき、ご飯もおかずもすっかり平らげた(りょ)が、
みそ汁の具だけほんのわずかに残して「もうお腹いっぱい」と言い出した。
それは本当にわずかな量。かき込めば一口で入ってしまいそうなくらい。
「えーっ!?、あとちょっとやん、食べてしまって」
置かれたお箸を拾って父ちゃんが差し出すと(りょ)は、
「いや、もうエエ」
と、つっけんどんに言い返し、手で乱暴にそのお箸を払いのける。
父ちゃん、ちょっとだけ『ムカッ』。
「あのなぁ、あとひと口やんか、はい、食べっ」
強い口調に押されて、渋々お箸を手に取って食べ始めた(りょ)。
一口運んで、二口目も運んで、あとちょっと、、のところで出てきた言葉。

「あのなぁ、ひと口食べてぇ、まだ残っとるやろ。だからな、これはひと口とは言わんのや」

父ちゃん、ちょっと切れた。
「ひと口って、そんなこと言うとんのと違う!、あとちょっとやって言うとんや!
ぐちゃぐちゃ言わんとさっさと食えっ!!」

いやね、「こんな屁理屈こねるんよ全く!どう思う?」とか言いたいんじゃなくてね、
あ、いや、それも多少は言っておきたい気持ちもあるけど、それよりも、
こんな屁理屈をこねられるようになったんか、という、驚きの方ね。
父ちゃんムカッとしながらも、びっくりして、その成長ぶりが、ちょっとうれしかった。
あと、これから先こういう言い合いが増えるんやろうな、という、不安も少々、。

そんな、ちょっと複雑な心境になった夜でした。

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