LUMIX GF1 + G 20mm/F1.7 ASPH.

表題カメラのファーストレビューです。
「コイツまた買ったんかっ!!」って?、いえいえ、ぼくのカメラじゃありません。
県民交流広場事業の備品として購入したものです。
「じゃあ、それを私物化しとんかい!?」なんて言わないでね、お願いだから、。
カメラなんて、やっぱそれなりに使いこまないと、なかなか思うように操れないものです。
今度、小学生対象のキャンプがあって、そこでこのカメラをデビューさせようと思ってるので、
今はそのための試運転ですよ、試運転。いや、ホントにホント。

カメラ本体は、Panasonic の LUMIX GF1。
そして、交換レンズは3本あって、今回使ってみたのは単焦点レンズ、G 20mm/F1.7 ASPH.。
購入カメラの機種選定にあたって、ぼくがこのレンズを選んだ最大の狙いは、
何と言っても開放F値1.7のボケ味効いたポートレート写真を撮りたいから、でした。
とはいえ、所詮はマイクロフォーサーズ、果たしてどこまでボケてくれるのか、ちょっと不安でした。
結果、、まぁ、悪くはないんじゃないでしょうか。ボケ味も結構綺麗なような気がします。
ここに載せた写真は全て、開放F1.7で撮りました。
これくらいはボケてくれる、というべきか、ここまでしかボケてくれない、というべきか。
ま、そんな感じ。
色合いも、フィルムモードをスタンダードに設定して、曇り空の下でこれだけ出てれば十分、、
て言うか、むしろ色乗りが良過ぎるかも、と思えるくらい。
あと、オートフォーカスもそこそこ早いです。そこは期待してた通りでした。ただ、、

やっぱ実際に使ってみてわかることって、たくさんありました。
このカメラは個人的にも結構気になっていて、一時は自分用に購入することも検討したくらい。
でも、結論としては、ぼくはやっぱりRICOHのカメラがいい。GXRにしてよかった。

誤解されたくないのでちゃんと言っておきますが、
県民交流広場事業の備品としては、絶対に、このLUMIX GF1で正解だったと思います。
GXRはあり得ない。なぜなら、やっぱりGXRは、ちょっと特殊だから。
本当にカメラが好きな人には超お勧めなんだけど、一般の人が使うことを考えると、ちょっとね。
GF1の良さは、レンズ交換のできるコンパクトカメラで、オートフォーカスが早い、ってこと。
県民交流広場事業の備品、という、公共品という立場にはもってこいだと思うのですよ、ぼくは。
だから、今のところ、これを選んだのは間違いではなかった、と思ってます。
でも、個人的には、やっぱりあまり好きになれない点が多い。

まず、その質感。カメラって感じじゃないんよね。おもちゃみたい。家電みたい。
ライカと提携してるんだから、そのあたりも見習えばいいのに、とか思ってしまう。
それから、ユーザーインターフェースのセンスのなさ。
Panasonic製品といえば、個人的にはビデオカメラを持っているけど、
あれも何だかセンスないよなぁ~、とか思ってた。
久しぶりに見たPanasonic製品は、やっぱり同じようなセンスのなさでした。
あと、マニュアル操作に対するちょっとした配慮に欠ける点も、気に入らない。
マニュアルフォーカスで、距離目盛なんか一切ないから、どこら辺にピントがあるのか全然判らんし。
マニュアル露出で、液晶画面に露出状況が反映されないので、これで適正なのかと勘違いしてしまう。
絞り優先とかシャッター速度優先とかなら、ちゃんと反映された映像が表示されるのにね。
などなど。

まぁでも、液晶の見え具合も悪くないし、そこそこ使えそうな気がしてきました。
広報として写真を撮るときには、今度からこれを積極的に使っていかなきゃいけないのだけど、
まぁ何とかなるかな、って感じです。良かった良かった。

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