動画の編集作業は、やはり Final Cut Pro X が格段にやり易い。
特にソースクリップが大量にある場合、Premiere Pro で作業してるといつまで経っても編集が終わる気がしない。
なので、ソースクリップを並べる所までは Final Cut Pro X を使い、最終的なグレーディング作業を Premiere Pro で行うことにした。
ただし、Final Cut Pro X から書き出されるXMLファイルは、拡張子「fcpxml」という特殊なファイルで、Premiere Pro で直接読み込むことができない。
「fcpxml」ファイルを、読み込み可能な「xml」ファイルに変換するサードパーティアプリも存在するようだが、6,000円と高くて買う気になれない。
苦肉の策として、フリーで使える「DaVinci Resolve」を間にかますことにした。
この方法だと、Final Cut Pro X でクロップを使っていても、その情報を Premiere Pro まで持っていくことができる。
以下、その方法。
Final Cut Pro X で編集。
4K解像度から一部を切り出す場合は「クロップ」を使用する。
編集したプロジェクトを選択し、「ファイル」メニューから「XMLの書き出し…」を選択する。
DaVinci Resolve を起動。新規プロジェクトを作成する。
「ファイル」メニューから「AAF、EDL、XMLの読み込み…」を選択する。
Final Cut Pro X から書き出した、拡張子「.fcpxml」ファイルを選択し開く。
「クリップが見つかりません。検索しますか?」メッセージが表示されるので「はい」をクリック。
必要なクリップが含まれるフォルダを選択して「Ok」をクリック。
「ファイル」メニューから「AAF、XMLの書き出し…」を選択する。
Premiere Pro を起動。メディアブラウザーから、DaVinci Resolve から書き出した、拡張子「.xml」ファイルを選択し、読み込む。