本日開催の「平福おもてなしイベント」で、写真を展示させてもらいました(陶芸作品も少々)。
A3ノビ対応の顔料インクプリンターを買ったのが2008年6月、かれこれ5年近く経ちますが、これまでA3ノビで写真印刷したことはありませんでした。今回初めて印刷してみて、その難しさや面白さを少し実感できました。例えば、失敗は許されないので小さなL判サイズで何度も試し刷りをして、いつものブログに写真を載せるだけならここまでしないだろう、というくらい現像で追い込みます。そうすることで、同じ写真でもまだ現像で改善できる余地がある、ということに改めて気づかされることが多々ありました。また、引き伸ばしに耐え得る写真を的確に選ぶというのも、結構難しかったりします。写真を展示するということについて、当初は割と簡単に考えていましたが、実際にやってみるとそれは想像と全く違うものでした。毎日夜なべして約2週間、ずっとこれに掛かりっきりで、ようやく14枚の写真パネルを完成させることができました。当然反省点もたくさんあります。ただの1枚を選ぶのとは違い、展示用の複数毎を選ぶというのは、その組み合わせをも考慮する必要がある、ということを展示した後で思い知りました。
また、展示会場となった建物は古い民家で薄暗く、写真を展示するには最悪と言って良いくらいの環境で、どうなることかと心配でしたが、それでも工夫して何とか見られる展示になったのではないかと思っています。
何でもやってみないと分からないことがたくさんあるものです。良い勉強になりました。
あと、展示した写真を写真に撮ると、その映り込みで周りの環境が垣間見えるというのもちょっと面白いかな、と。これまた新鮮な感覚でした。
あ~これ見たい!!
今回のブログを読んで、温故知新。という4字熟語を連想しました。
(ちょっと意味が違うかな(笑))
そっかぁ~。紙に焼くと、今まで気づかなかった事がわかるもんやね。
デジカメになってから、紙に焼くことなんて無くなったもんな。
随分、昔に四つ切に焼いたことあるけどカメラ屋任せ(笑)やったし。
で、焼いてもらった写真とライトボックスのポジを見比べて
「あれ?」って落胆して。懐かしいな。
将来、凄い精緻なディスプレイが世の中に出てきて、
「デジタルデータを表示したディスプレイを4倍ルーペで覗く」
そんな時代が来るかも知れんな。
To kaiko
あ〜見て欲しかった!!
展示が1日だけで、写真好きな人の感想もほとんど聞けず、ちょっと残念な感じでした。
しょうちゃん
そうか、昔は紙焼きが基本だったもんね、確かに。
焼いてもらった写真とライトボックスのポジの落差はぼくも経験あります。
あれは結構ショックでした。
今じゃ自分でできるんだから、良い時代になったものです。