伐採の準備

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庭の南端にある大きな2本のヒマラヤスギが、もうすぐ伐採されます。
地元のある方が、台風など大風のときに激しく揺れて危ない、と役場へ申告され、
その要望通りに予算がおりて、伐採されることが決定したそうです。

この木は、
落ち葉が固くて樋を詰まらせるとか、化粧掛けした器の上にも時折それが落ちてきて跡を付けるとか、
ぼくにとっても多少厄介な存在ではあったのですが、
それ以上に、庭に大きな日陰を作ってくれるとか、
台風なんかのとき防風林の役目を果たしてくれるとか、
ありがたい面も多々あったのです。
そして何より、ぼくにとっては写真を撮るときのシンボル的な存在でした。
青空の広がった日とか、雪が積もった日とか、夕暮れの空が幻想的な色合いのときとか、
ここへ来てこの2本を狙って撮った写真がいったい何枚あることか。

山の大きな杉の木が、台風で根こそぎ倒されることは本当によくあることで、
だから危ないと言われれば返す言葉はありません。
すぐ下には幹線道路が走ってるしね、何かあってからじゃ遅いってことでしょう、
それはとても正しい判断だと思います。
でも、、
正直、ちょっと寂しい、です。


そういえば8年前、ここへ窯小屋を建てるにあたり、
窯の煙突から出る煙がこの木に直接当たらないように、と、
少しばかり計算に入れたことを思い出しました。
ここだったらいいやろ?なんて木に話し掛けたりしたのを思い出しました。

ちょっと感傷的過ぎますかねぇ、。

著者

mi

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