「おっかなびっくり上海道中記」
2001年11月26日〜30日
上海、烏鎮



は じ め に

パスポートというものを生まれて初めて手にした。
恥ずかしながら、これまで国外に出たことがない。
三十ウン歳にして初めての海外旅行、向かうは上海。
ぼくにとっては警戒すべき国、中国だ。



一、いざ、上海へ
警戒すべき国 / 疑心暗鬼 / 中国の臭い
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二、水郷の街、烏鎮
なぜなにチャイニーズ(上、下)
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三、雨の魯迅公園
物乞い / 旨いもん食いたい / 楽チン中国
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記録
行程 / 小遣 / 換金



お わ り に

四泊五日では物足りない。
きっと五泊でも六泊でもそれは同じことだ。
上海に行ってみて、中国人って面白いって思った。
上海は都会だから、そこでの生活感は日本のそれとよく似ていたけれど、
地方へ行けば、もっと強烈な中国に出会えるような気がするし、
北京へ行けば、もっと共産主義を感じることができるかも知れない。
もっと汚い中国やどうしょうもなく我儘な中国も見てみたいし、
昆明(コンメイ)、大理(ダーリ)、麗江(リージャン)などの、
雲南地方の神秘的な秘境の景色も見てみたい。
汚いとの悪名高き火車(列車)にも乗ってみたい。
警戒していた中国だけれど、興味は広がる一方だ。

でも、次また行く時には警戒心を再び煽っておかないと、
油断してると大変なことになるかも知れない。
何てったって『あの』中国なのだから。